こんにちは、田辺です。
今日は、キッチンでよくある悩みの一つ、ビンの蓋があかない時の対処法をご紹介します。
ビンの蓋があかない時、どうしていますか?
力づくでひねったり、布巾で包んだり、ゴム手袋を使ったりする方法がありますが、それでもうまくいかないこともありますよね。
そんな時に役立つ、3つのライフハックをご紹介します。
女性の方や、一人暮らしをしていて誰かに頼れない場合でも、十分に役立つ方法です。
それでは、早速みていきましょう。
ビンの蓋が開かない時の対処法①:蓋を熱湯に浸す
キッチンで料理をするときに、ビンの蓋が開かなくて困ることはありませんか?
ビンの蓋が開かないのは、ビンの中に空気がほとんど入っていないからです。
空気が入っていないと、ビンの中と外の気圧の差が大きくなり、蓋がぎゅっと閉まってしまいます。
そこで、熱湯を使って、ビンの中の空気を温めて少し膨らませる方法をご紹介します。
具体的には、以下の手順で行います。
- ビンを逆さまにして、蓋に沸騰したばかりの熱湯をかけます。
熱湯は、できるだけ高温のものを使うと効果的です。 - 熱湯をかけて、蓋が温まったらすぐにビンを元に戻します。
すると、ビンの中の空気が暖められて少し膨張し、気圧の差が小さくなります。 - 蓋を力を入れずに回して開けます。
スムーズに開くはずです。
この方法は、砂糖や酢などで作られたジャムやピクルスなどにおすすめです。
しかし、液体が多く入っているものは、熱湯でこぼれてしまう恐れがあるので注意してください。
また、熱湯を扱うときには火傷に十分注意してくださいね。
ビンの蓋が開かない時の対処法②:スプーンを隙間に入れる
ビンの蓋が固くて開かないとき、スプーンを使って開けることができます。
この方法は、スプーンの先端をビンの蓋とビンの口の間に入れて、レバーの原理を利用して蓋を持ち上げるというものです。
スプーンは金属製のものが適しています。
プラスチック製のものは、力を加えると曲がってしまう可能性が高いです。
スプーンでビンの蓋を開ける方法は次のように行います。
- ビンをしっかりと握り、蓋に水やお湯などをかけて温めます。
これは、蓋とビンの口に挟まっている空気を温めて膨張させることで、密閉度を低下させるためです。 - スプーンの先端を水平に保ちながら、ビンの蓋とビンの口に対して垂直になるように差し込みます。
- スプーンを持った手で力を加えて、スプーンを下方向に押し込みます。
これにより、スプーンがレバーとして働いて、蓋を持ち上げます。
このとき、ビンを握った手でビンを安定させておくことが重要です。 - 蓋が少し浮いたら、スプーンを回転させて別の位置に差し込み、同じように力を加えます。
これを繰り返して、蓋全体が浮くまで行います。 - 蓋が浮いたら、手でやさしくひねって開けます。
以上が、スプーンを使ってビンの蓋を開ける方法です。
この方法は、ビンの形や大きさに関係なく使える便利な方法です。
キッチンにあるもので簡単にできるので、お湯を沸かすよりも手軽にできる方法です。
ただし、力をかけすぎると、スプーンやビンが傷ついたり、割れたりする恐れがあるので、注意して行ってください。
ビンの蓋が開かない時の対処法③:ドライヤーで温める
ビンの蓋があかない時には、ドライヤーで温める方法も効果的です。
この方法のメリットは、ビンの蓋に熱を加えることで、蓋とビンの間の空気を膨張させて、蓋を緩めやすくするということです。
ドライヤーで温める方法の手順は以下の通りです。
- ドライヤーを準備し、温風をビンの蓋に向けて吹きかけます。
10秒から15秒ほど温めると良いでしょう。 - ドライヤーを止めて、ビンの蓋を回して開けます。
もし開かなければ、もう少し温めてからもう一度挑戦してみてください。
この方法を使う時には、いくつか注意点があります。
まず、ドライヤーで温めるときには、ビンの中身がこぼれたり、自分や周りの人が火傷をしないように気をつけてください。
次に、ビンや蓋が熱くなっている可能性があるので、触るときには手袋などを着用するか、冷めるまで待ってから触ってください。
最後に、この方法はガラスや金属製のビンや蓋に適していますが、プラスチック製のものには使えません。
プラスチック製の容器や蓋は熱に弱く、溶けたり変形したりする危険があります。
そのような場合は、別の方法を試してみてください。
ビンの蓋が開かない時の対処法④:スプーンなどで蓋をたたく
ビンの蓋が開かない時には、スプーンなどで蓋をたたく方法もあります。
この方法のメリットは、ビンの蓋に衝撃を与えることで、蓋とビンの間の密着度を下げて、蓋を開けやすくするということです。
スプーンでたたく方法の手順は以下の通りです。
- スプーンやナイフなどの金属製のものを用意します。
木製やプラスチック製のものは、衝撃が弱く効果がありません。 - ビンをしっかりと持ち、スプーンなどでビンの蓋の縁を均等にたたきます。
力は強すぎず、弱すぎずに加減してください。
強すぎるとビンや蓋が割れたり、中身がこぼれたりする危険があります。
弱すぎると効果がありません。 - ビンの蓋を回して開けます。
もし開かなければ、もう少したたいてからもう一度挑戦してみてください。
この方法を使う時には、いくつか注意点があります。
まず、ビンや蓋が割れたり、中身がこぼれたりしないように注意してください。
そして、この方法は金属製やガラス製のビンや蓋に適していますが、プラスチック製のものには使えません。
プラスチック製の容器や蓋は衝撃に弱く、変形したり破損したりする危険があります。
そのような場合は、別の方法を試してみてください。
まとめ
以上、ビンの蓋があかない時に試してみたくなる3つのライフハックをご紹介しました。
どれも簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
私はキッチン研究家として、キッチンをより豊かに活用する方法をお伝えしたいと思っています。
『キッチン大百科』では、他にもキッチンの収納や情報、キッチンで揃えたほうがいいものなどを紹介しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、またお会いしましょう。