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虫がわかないタイプのコンポストの選び方5選!わいた場合の虫対策もご紹介!

コンポストに虫がわかないタイプのメリットと選び方 QOLアップ

コンポスト」についてお話ししたいと思います。
コンポストとは、生ごみを発酵させて堆肥にする方法です。

コンポストをすることで、生ごみの量を減らしたり、自家製の有機肥料を作ったりすることができます。
しかし、コンポストをするときに気になるのが、虫の発生です。
コンポストに虫がわくと、不快な臭いや見た目が気になりますし、虫が飛んでいって近所迷惑になることもあります。

そこで、この記事では、虫がわかないタイプのコンポストのメリットと5つの選び方についてご紹介します。
また、すでにコンポストがある方に向けてコンポストの虫対策方法もご紹介します。

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虫がわかないタイプのコンポストの選び方5選

コンポストに虫がわかないタイプの選び方

コンポストで虫がわかないタイプは、密閉式タイプのコンポストです。
密閉式タイプのコンポストは、以下のような2つの特徴と3つのポイントに気を付けて選ぶ必要があります。

特徴1.容量が小さい

密閉式タイプのコンポストは、密閉性を高めるために容器自体が小さく作られていることが多いです。
そのため、生ごみの量が多い場合や家族数が多い場合は、容器を複数用意したり頻繁に空けたりする必要があります。

特徴2.堆肥化に時間がかかる

密閉式タイプのコンポストは、発酵温度や酸素量が低くなる傾向があります。
そのため、堆肥化に時間がかかることがあります。
また、堆肥化した後も熟成期間を設ける必要があります。

そこで、密閉式タイプのコンポストを選ぶときは、以下のような点に注意してください。

選ぶポイント1.容量

生ごみの量や家族数に合わせて、適切な容量のものを選びましょう。
一般的には、1日に生ごみを500g程度出す場合は、10L程度の容器が必要です。

選ぶポイント2.発酵促進剤

発酵促進剤は、生ごみの分解や臭いの抑制に効果的です。
密閉式タイプのコンポストでは、発酵促進剤を使用することで、堆肥化を早めることができます。
発酵促進剤は、米ぬかやゼオライトなどの天然素材や有用微生物が配合されたものがおすすめです。

選ぶポイント3.価格

密閉式タイプのコンポストは、価格が高いものもあります。
しかし、安いものは品質が低かったり、耐久性が低かったりすることもあります。
コンポストは長く使うものなので、価格だけでなく品質や機能も考慮して選びましょう。

虫がわかないタイプのコンポストのメリット

コンポストには、密閉式乾燥式など、さまざまなタイプがあります。
その中で、虫がわかないタイプのコンポストは、密閉式タイプのコンポストです。
密閉式タイプのコンポストは、以下のようなメリットがあります。

虫が侵入しにくい

虫がわかない密閉式タイプのコンポストは、生ごみを入れた後にフタをしっかり閉めることで密閉性が高まり、虫が侵入しにくくなります。
また、防虫カバーやハッカ油スプレーなどを併用することで、さらに虫を寄せ付けない効果が上がります。

臭いが漏れにくい

虫がわかない密閉式タイプのコンポストは密閉性が高いため、フタを閉めることで臭いも漏れにくくなります。
また、発酵促進剤や石灰などを使用することで、臭いを抑えることもできます。

手間がかからない

虫がわかない密閉式タイプのコンポストは、生ごみ投入後にかき混ぜる必要がないので手間がかかりません。
また、水分調整も不要なので、乾燥させたり湿らせたりする必要もありません。

虫がわかないタイプのコンポストのおすすめ商品

ここでは、虫がわかないタイプのコンポストのおすすめ商品をご紹介します。

全自動の生ごみ処理機:NAXLU(ナクスル)

ナクスルは、室内で使用できる電動式のコンポストです。
生ごみを投入するだけで、自分で混ぜなくても全自動で処理してくれます。
ハイブリッド脱臭システムにより、処理中の臭いを99.8%カットしてくれます。
また、自動省エネ機能により、電気代も節約できます。
静音設計で音も気になりません。
市の助成金対象になることもあります。

不織布素材のコンポストバッグ:MATIMARU(マティマル)

MATIMARUは、バッグ型のコンポストです。
生ごみを入れて縛るだけで発酵させてくれます。
防水・防虫・防臭素材で作られているので、虫や臭いを気にせずに使用できます。
また、軽量で持ち運びやすく、ベランダや庭などに置くことができます。

しっかりと密閉できる:生ゴミ発酵器 EM-18

生ゴミ発酵器 EM-18は、バケツ型のコンポストです。
生ごみを入れて「EM発酵剤」を振りかけて蓋を閉めるだけです。
ふたを閉めることで密閉されるので、虫や臭いが漏れません。
スタンドとコックがついているので液肥を取り出しやすくなっています。

コンポストに虫がわいてしまう原因と対処法

上記では、虫がわかないタイプのコンポストを紹介しました。

しかし、すでに購入してしまったり、金銭的に安めのものしか買えなかったりなどもありますよね。
そこで、ここからは、コンポストに虫がわいた際の原因や対処法についてご紹介します。

コンポストにわく虫とその原因

コンポストにわく虫は主にハエやミミズダニなどです。
これらの虫は有機物を分解する役割を果たしていますが、過剰に発生すると問題になります。
コンポストに虫がわく原因は主に以下の3つです。

  • 水分が多すぎる
  • 空気が不足している
  • 適切な材料が混ざっていない

コンポストにわいた虫の対処法と予防策

コンポストにわいた虫を駆除する方法はいくつかありますが、基本的には以下の3つのステップを踏みます。

  • コンポストをよくかき混ぜる
  • 乾燥させる
  • 適切な材料を加える

コンポストをよくかき混ぜることで、空気を入れて有機物の分解を促進し、虫の住みやすい環境を改善します。
そして、水分が多すぎる場合に水分量を調整させるために乾燥させることで、虫の発生を抑えます。
最後の調整として、適切な材料を加えることでコンポストのバランスを整えて、虫が好まない状態にします。

適切な材料とは、草や葉っぱなどの緑色のものと、木くずや紙くずなどの茶色のものです。
緑色のものは水分や窒素が多く、茶色のものは炭素が多く含まれています。
これらを適切な比率で混ぜることで、コンポストの水分量やpH値を調整できます。

コンポストに虫がわかないようにする予防策としては、以下のことに注意しましょう。

  • コンポストに肉や魚、乳製品などの動物性のものや油脂類を入れない
  • コンポストに果物や野菜の皮や種などの甘いものを入れる場合は、上から土や茶色の材料で覆う
  • コンポストに穴を開けて空気を通す
  • コンポストを定期的にかき混ぜる
  • コンポストが直射日光や雨水に当たらないようにする

コンポストは自然のサイクルを利用したエコな方法ですが、虫の発生には注意が必要です。
虫がわいた場合は早めに対処し、予防策を実施して、快適なコンポスト作りを楽しみましょう。

まとめ

コンポストは生ごみを減らしたり有機肥料を作ったりすることができますが、虫や臭いが気になる方も多いと思います。
そんな方は、虫がわかない密閉式タイプのコンポストを試してみてください。
虫や臭いを防ぐことができるだけでなく、手間もかからないので快適にコンポストを楽しめるでしょう。

この記事を書いた人
田辺 大樹

私は65歳のキッチン研究家です。
若い頃はフランスでパティシエとして働いていましたが、今は退職しキッチンでお菓子つくりや少し凝った料理を作ることを趣味としています。子供がいますが、子供は結婚しているため、今は妻と2人で暮らしています。

キッチンの活用法を発信するサイトを立ち上げたのは、キッチンをうまく使えば、みんなが快適に過ごせると思ったからです。『キッチン大百科』では、キッチンの収納や情報、キッチンで揃えたほうがいいものなどを紹介しています。

私の経験や知識をもとに、キッチンをより豊かに活用する方法をお伝えしたいと思っています。

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